結婚をお考えの方、婚姻届の書き方って気になりますよね!
なんと、私さくらの住んでいる役所では、婚姻届けは画像でも保管されるのだとか!
「間違えたら印鑑で訂正すればいいかな・・・」
と思っていましたが、朱色の訂正印ばかりの婚姻届がずっと残るなんて恥ずかしいっ!
そこで、婚姻届の書き方を確認することにしました。
- 日本人同士の場合
- 海外在住・海外赴任中の場合
- 国際カップルの場合
今回はいろんなケースでの婚姻届の書き方をまるっとご紹介!
予習して、美しい婚姻届が画像保管されるように頑張りましょう♪
日本人が結婚する時の手続きの基本とは?

日本人が法的に結婚していると認められるためには、婚姻届けの提出が必要です。
まずは日本人が日本で結婚する際の基本的な手続きについて見てみましょう。
婚姻届の届出先は?
夫婦どちらかの本籍地、または所在地の区市役所や町村役場です。
実は、届け出先は、「居住地」ではなく「所在地」となっています。
当人の所在地ならどこでも良いので、結婚式をあげた場所などでもOKですよ。
婚姻を届け出る際の必要書類と持ち物は?
役所に提出する書類は婚姻届と戸籍謄本の2つです。
戸籍謄本は本籍地での届出の場合は不要です。
それ以外の持ち物は、本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証、パスポートなど)です。
念のため印鑑も持っていくと良いでしょう。

①婚姻届
必要事項を記入し、夫・妻・証人2人の、4人の印鑑を押印したものを用意しましょう。
②夫及び妻の戸籍全部事項証明書(戸籍謄本 )各1通
戸籍謄本は、本籍地の役所で発行してもらうことができます。
本籍地で届け出る場合には不要です。
戸籍謄本の入手方法は4つあります。
・市区町村の役所の窓口:本人 印鑑と本人確認書類があれば、役所の窓口で戸籍謄本を入手することができます。 同じ戸籍内の人(家族)であれば、同じ戸籍謄本なので、代わりに入手してもらう事も可能です。 ・役所の窓口:代理人 家族以外の人にお願いする場合には、委任状が必要になります。 事前に委任状を書いて渡しましょう。 ・郵送 少なくとも所定の請求書、本人確認書類のコピー、手数料(郵便局で定額小為替を購入)、返信用封筒、が必要です。 詳細は各市区町村に確認しましょう。 ・コンビニエンスストア 戸籍謄本のコンビニ交付を導入している市区町村の場合には、マイナンバーカードなどで簡単に戸籍謄本を取得できます。 自分の本籍地がサービスを提供しているか確認してみましょう。
入籍日はいつ?
届出をした日が入籍日です。これは海の向こうでも同じです。
海外赴任中で外国の大使館に届出をした場合には、市区町村による書類の確認完了まで時間がかかります。
しかし、内容の確認完了日ではなく、届出をした日が入籍日です。

でも、もちろん書類不備があったら受理されませんので、しっかり内容確認を怠らず!
海外赴任中の日本人の結婚、または国際結婚の場合は?

では日本人同士でも海外在住の場合や、日本人や外国人との結婚についてみてみましょう。
海外であっても、戸籍上婚姻関係にあることを届け出るためには、日本の婚姻届の提出が必要です。
ここでは、基本の手続きに加えて必要なものと、婚姻届の書き方をご紹介します!

婚姻届の届出先は?
国内と同様、本籍地または所在地の市区町村となります。
所在地が外国の場合には、その国の日本大使館や総領事館へ届け出ましょう。
婚姻を届け出る際の必要書類は?
日本人同士の結婚の場合
通常通り婚姻届と戸籍謄本が必要です。
戸籍謄本は本籍地での届出の場合は不要です。
それ以外の持ち物は、本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証、パスポートなど)です。
念のため印鑑も持っていくと良いでしょう。
国際結婚の場合
外国人はさらに婚姻要件具備証明書、国籍証明書(パスポート)が必要です。
婚姻要件具備証明書とは、各国が発行する独身証明書です。
日本の場合は法務局で発行してくれます。
各国で手続きが異なりますので事前に調べておきましょう。
また、婚姻要件具備証明書を発行していない国もあります。
その場合には代わりとなる書類を提出する必要がありますので、婚姻届の届け先の市区町村に確認しましょう。
海外方式ですでに婚姻している場合
発行から3カ月以内の婚姻証明書とその日本語訳(翻訳者の署名捺印)も提出する必要があります。
この婚姻証明書に記載されている日が、日本の戸籍上でも入籍日となります。

婚姻届の書き方のポイントは?
実際に書き始めると不安や疑問が沢山湧いてくる婚姻届。
海外在住や国際結婚ならなおさらです。
そんな婚姻届の書き方のポイントをご紹介します。

一つ一つ解決していきましょう!
氏名、世帯主、父母の名
外国人の場合には、カタカナで記入しましょう。
ミドルネームがある場合は、ファーストネーム(名)の欄に二段にして書くか、スペースを空けて書きます。
パスポートなどの正式な書類の表記と一致している必要がありますので注意しましょう。
生年月日
外国人の場合には西暦で記入します。
住所
住民票が日本にある場合は、住民票の住所を記載します。
日本の住民票がない場合は・・・
- 日本人の場合は、海外の住所を日本語で記入
- 配偶者(外国人)の場合は国籍を記入
本籍
日本に本籍がない場合は、国籍を正式国名で記入します。
外国人は、筆頭者の欄は空欄でOKです。
新しい氏
外国人との婚姻の場合は日本人の氏に変更は起きないとされているので、新しい氏の欄はチェック不要です。
外国人の氏に変更したい場合には、結婚から半年以内に別途手続きをしましょう。
届出人署名押印欄
外国人の場合は直筆のサインでOKです。
パスポートや身分証明書と同じサインにしましょう。
婚姻届けに押す印鑑は朱肉で押します。
また、配偶者と同じ印鑑を押すことはできませんので注意してくださいね。
証人
証人は20歳以上であれば家族、友達、日本国籍のない外国人でも可能です。
ただし、代筆は不可となっています。
日本語(カタカナ)で記入する必要があるので要注意。
夫または妻の知人からそれぞれ一人ずつ必要な訳ではなく、どちらか一方の知人二人でも可能です。
スムーズな結婚の手続きでHappyな新婚生活を!

海外赴任中は仕事も忙しく、なかなか落ち着いて結婚の準備が出来ない人も多いかもしれません。
そんな中で決まった、とってもHappyな結婚という出来事です。

そして、晴れて夫婦として二人でHappyな時間を過ごしてくださいね!

国際結婚については、こちらの記事も読んでみてください。
これから恋人を見つける予定!という方は、こちらの記事もぜひどうぞ♪
最後までお読みいただきありがとうございました!