バレンタインデー。
日本では、この時期になると一気に街中が赤やピンクのハートで彩られますよね。
そして、女性の多くは本命チョコや義理チョコ、友チョコなどを周りの人々と交換します。
ところで、このバレンタインのチョコレート文化。
日本独特のものだと知っていましたか?
これを知っていないと、もしかしたら外国人の彼とのバレンタインの日、
場合によってはトラブルが発生してしまうかも・・・
ということで、今日はそんなトラブルを未然に防ぐため!
世界各国のバレンタイン事情についてみてみましょう!
目次
海外のバレンタインデー・各国の過ごし方

基本的に世界のバレンタインデーにおいて、男性が女性にプレゼントを渡すという傾向があります。
となると、日本が例外的な立ち位置なんですね。
それでは、さっそく大陸ごとに確認していきましょう!
ヨーロッパ・北米

まずは、バレンタインデーの発祥の地であるヨーロッパからです♪
チョコレートの本場でもありますが、どんなプレゼントが多いんでしょうか?
イタリア
情熱的なお国柄でも有名なイタリアでは、男性がこの日も大活躍!
デートプランやプレゼントなど全ての段取りを彼女のために準備します。
チョコレートを渡す人もいますが、それがメインのギフトになることはありません。
あくまでおまけの位置づけです。
また、この日に女性にプロポーズする人も多いんです!
バレンタイン当日に婚約すると幸せになれるとの言い伝えも・・・

ちなみに、おひとり様のレディーたちはどうしているかというと・・・
夜に女性同士でバーに繰り出して楽しく過ごすようです。
それはそれで楽しそうですね!
フランス
バレンタインはフランスでは、「恋人たちのお祭り」という位置づけ。
というわけで、この日はカップルや夫婦が仲良く二人で過ごす日となります。
子どものいる家庭でも、子ども抜きでバレンタインを楽しみます。
主に男性が女性にプレゼントを渡しますが、そのプレゼントも真っ赤なバラの花束が主流。

ドイツ
ドイツのバレンタインもフランスと同じく、カップルや夫婦のためのイベント。
男性から女性へのプレゼントも花束がメインです。
愛の告白をする日ではなく、あくまで男性が自身のパートナーに対して感謝の気持ちを伝える日となります。
というわけで、パートナー以外の人にチョコレートなどを渡したら「浮気してる?」なんて疑いをかけられてしまう危険も!
義理チョコや友チョコを渡すのは控えておきましょう!
実は、面白いことにドイツでのバレンタインの歴史は日本よりも浅いんです。
そのため、特に何もしないカップルもいるようです・・・
イギリス
一方イギリスでのバレンタインは、カップルのイベントであると同時に
「男性が女性に愛の告白をする日」
という意味合いもあります。
ここでキーワードとなるのが「メッセージカード」。
イギリスでは、愛の告白のカードを相手に書くとき、差出人の名前は空欄として残しておきます。
そんなカードが花束やシャンパン、アクセサリーと一緒に送られて来たら・・・
カードをもらった側は「一体だれが送ってくれたんだろう?」とそわそわしてしまいますね!
スコットランド
こちらはちょっと特殊で、なんと若い人の間では合コンパーティーが繰り広げられるそう。
合コンではもちろん同じ人数の男女が集められんですが・・・
くじ引きで男女ペアを決めた後、なんとその相手とパーティーを一緒に過ごすんです!

話してみると相手の意外で面白い一面が分かるかもしれませんし、良い方法ですね!
ここから実際に付き合ったり、結婚にまで至るケースもあるようですよ!
アメリカ
アメリカでもイベント時期になると、一気にお店がバレンタイン一色になります。
日本のように義理チョコの文化はなく、男性は本命の女性やパートナー以外には何もあげません。

アジア

では、日本のご近所さんはどのようにバレンタインを過ごすのでしょうか?
近年、日本のホワイトデー文化も東南アジアなどを中心にだんだんと浸透しているようですが、まだ日本ほどの盛り上がりは見せていないようです。
さっそく、チェックしていきましょう!
韓国
日本以外で唯一
バレンタイン=女性が男性にチョコレートを渡す・告白する日
と考える国です。
また、日本同様にバレンタインから一か月後のホワイトデーの文化があります。
そこからさらに一か月後4/14のブラックデーという日も忘れてはいけません。
このブラックデーとは、バレンタイン・ホワイトデーどちらも何ももらえなかった人向けのイベント日です。
黒い服に身を包み、黒いものを食べ・・・
こちらの記事に詳しく紹介していますので、気になった方はぜひご覧くださいね♪
中国・台湾
なんと、中国や台湾にはバレンタインが2回も!
一般的な2月14日と、もう一つが旧暦7月7日の七夕情人節です。
情人とは、中国語で「恋人」という意味。

実は2月14日はあまり盛り上がりを見せないんです。
より大きな祝日である旧正月が近いため、お店もそこまでバレンタイン商品を置くことはありません。
ただし、旧暦7月7日の情人節(8月)となると、一気にバレンタインムードが加速します。
男性がプレゼントを渡すことが主流ですが、カップル同士で交換することもあるようです。
花束やアクセサリーなどの他、最近ではお金を贈ることもあるようです。
「愛しています(我愛你)」と発音が似ている520元(8,500円ほど)をプレゼントするのだとか!
込められた思いが素敵ですね♪
フィリピン
フィリピンでも男性から女性にプレゼントを渡すことが多いです。
そのプレゼントの中でも
テディベアが人気
というのは他の国と少し変わった点かもしれませんね。
バレンタインシーズンになると、必ずと言っていいほどお店にテディベアが置いてあります。
イベント当日には、花束と巨大テディベアを持つカップルを見かけることも多いです。

友だちに聞くと、フィリピンではこの日、日本のクリスマスイヴのようにロマンチックな盛り上がりだそうです。
その他の東南アジアの国々、タイやベトナムでも、多少違えど同じようにバレンタインを過ごします。
インド
インド人の大多数はヒンドゥー教を信仰しています。
そのため、ヒンドゥー教の思想と対立する箇所もあるとのことで、バレンタインデーはまだまだ浸透していません。
その理由として考えられるのが、恋愛結婚が少ないこと。
昔よりは増えたものの、インドは今でもおよそ8割がお見合い結婚です。
ヒンドゥー教では「同じ階級同士で親が決めた相手と結婚する」という決まりがあり、その考えが根強く残っています。
これは恋愛をベースとしたバレンタインの文化とはかなり違った概念になりますよね。
しかし、近年若年層や都市部を中心にバレンタインのイベントがどんどん楽しまれるようになっています。
今ではショッピングモールなどにも、時期限定で素敵なチョコレートのお店が増えるのだとか!
中東

中東の国々は主にイスラム教を信仰しています。
バレンタインはもともと、キリスト教の祭日が始まりです。
そのため、イスラム教への信仰の深い中東のイスラム教信仰国ではバレンタインの日自体を毛嫌いする人も多いよう。
バレンタインは全く盛り上がりを見せず、
国によってはバレンタインを祝うことで逮捕されてしまうところもあるようです。

中南米

中南米でバレンタインは、「愛と友情の日」という位置づけ。
カップルや夫婦で過ごすこともあれば、大切な家族に対しても感謝の気持ちを述べます。
お互いプレゼントを渡しあったりはしますが、誕生日やクリスマスほどのイベントではないそうです。

プレゼントにチョコレートを選ぶ人は少ないのだとか。
南米では2月は夏。
暑い季節にチョコレートは贈り物に向かないのかもしれませんね。
そのため、映画や食事に出かけたり、花束などのプレゼントを渡す人が多いそうですよ♪
「バレンタインおめでとう!」というメッセージも、家族や友人間でよく交わされます。
【バレンタインデー】海外での過ごし方・まとめ
いかがでしたでしょうか?
世界では、主に男性が女性にバレンタインのプレゼントを渡すのが主流のようですね。
バレンタインデーは、国によってさまざま。
外国人の彼と過ごす場合、しっかりとお互いの国での過ごし方を確認しましょう!
また、海外との違いはバレンタインの過ごし方だけではありません。
恋の駆け引きの仕方だって、全然違うんです!
こちらの記事では、外国人に対するアプローチの方法について紹介しています♪
すでに外国人の彼氏をお持ちの方も、長続きする秘訣についても紹介していますのでぜひご覧ください!
最後までお読みいただきありがとうございました。