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【国際恋愛体験談】交際から結婚まで~手探りで歩んだ道のり~

【国際恋愛体験談】交際から結婚まで
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交際期間が長くなってくると、自然と結婚も考え始めますよね。

結婚となると同国人でも様々な問題が出てくるものです。

ましてや国際恋愛で外国人との結婚となれば、不安も心配もあるのではないでしょうか?

 

自分が外国で暮らす場合の不安。

相手に自国で暮らしてもらう場合の心配。

 

国際結婚する人が増えたとはいえ、当事者になると様々な迷いもあるはずです。

そこで実際に国際結婚をした方の体験談をひとつ、ご紹介したいと思います。

 

2年半の交際を経て、アメリカ人と結婚したAさん。

交際中は不安な時期もあったと言います。

なかなか結婚に踏み出せない、もどかしい期間もあったそうです。

 

そんな交際から結婚までの道のり。

同じような状況にいる方には、参考になる点があるかもしれません。

一歩を踏み出す勇気、考えるきっかけにしていただけたら嬉しいです♪

 

目次

【アメリカ人の恋人】付き合い始めはちょっと不安まじり

ハートと笑顔のマグカップ

 

Aさんがアメリカ人の彼と交際し始めたのは、彼の誕生日パーティの日。

それ以前から面識があり、彼のことは気になっていたといいます。

後で知ったことですが、彼もAさんに好意を持っていたのです。

彼は友人に、誕生日パーティにはAさんを誘ってほしいと頼んでいました。

 

二次会、三次会、とだんだん人数が減ってきた頃、彼がAさんに声をかけてきたのです。

 

「ここは暑いですね、ちょっと外へ出ませんか」

 

そのまま2人は彼のアパートへ消えました。

 

さくら
きゃーっ!すでに相思相愛だったのね♪
Aさん
友人から誕生日パーティに誘われた時「チャンス!」と思ったのは確かね!

 

それからのAさんと彼は、デートを重ねるようになります。

食事に出かけたり、近くの街まで小旅行したり、お互いの部屋を行き来したり。

 

Aさん
彼の部屋は散らかってるから、私の部屋に彼が来ることが多かったかな。
さくら
わ~もうラブラブですね!
Aさん
でもね、不安な気持ちもあったのよ。

 

とんとん拍子に交際が始まってからのほうが気持ちは不安定になったと言います。

一体どういうことでしょう?

 

デーティング期間

 

彼と過ごす時間が増えるにつれ、Aさんの中に疑問が出てきました。

それは彼が、どういう気持ちで付き合っているのか曖昧だったから。

 

いつも「きれいだ」「かわいい」「すてきだ」と褒めてくれる彼。

けれど「好き」とは言ってくれないのです。

 

さくら
それは不安になりますよね。
Aさん
とっても不安だったわ! 私は彼にとって恋人なのかなぁって・・・

 

彼は優しく親切な人で、明るい人気者。

その誰にでも裏表のない接し方には好感が持てたといいます。

でも付き合っているAさんに対しても同じで、特別感はありませんでした。

 

Aさん
私、このブログで初めて「デーティング」って言葉を知ったわ。

きっとこの期間だったのね。

 

いつも別れ際は「Take care」と言って、あっさり帰っていく彼。

初めて「I love you」と言ってくれたのは、交際し始めて1年も経ってからだそうです!

 

さくら
やっと恋人になれたんですね♪

 

その後、彼はデートの最後には必ず「I love you」と言ってくれるようになりました。

でもAさんの中には、まだ何となく釈然としない気持ちがあったそうです。

 

恋人になってからの彼

 

I love youは、親子や親しい友人でも交わす言葉。

明るくユーモラスな彼だけに、真剣みが感じられなかったそうです。

そんなAさんが、彼にとって本当に恋人なのかなと思えたのは、あるプレゼントをもらった時。

 

Aさん
プラチナとゴールドのシンプルなネックレスをくれました。

 

宝石店のラッピングがされた、安物ではないと分かるネックレス。

それを手渡す時の照れくさそうな顔

いつも陽気でAさんを笑わせている彼が見せた、意外とシャイな一面

Aさんは、この時やっとステディな恋人になれた気がしたと言います。

 

Aさん
交際を始めてから1年半も経った頃よ。
さくら
慎重な彼氏さんだったんですね!

 

Aさんは、軽々しく「I love you」と言ったりしない彼なら信頼できると思ったそうです。

 

【外国人との結婚】憧れと不安に揺れ動く道のり

寄り添うカップル

 

交際期間が2年くらいが経ち、すでに恋人として付き合っていた2人。

でも「結婚」という言葉が2人の会話に出ることは一度もありませんでした。

その話題を避けていたともいえるほど。

 

Aさん
アラサーだったから、結婚を焦っていると思われたくないという気持ちもあったし・・・

 

そんな2人の前に初めて「結婚」という言葉が登場したのは、すでに国際結婚していた友人とのダブルデートの時でした。

 

国際結婚カップルとのダブルデート

 

ある時、彼がAさんを温泉旅行に誘ってくれました。

彼の友人が、いい温泉があるから一緒に行こうと声をかけてくれたのです。

その友人はアメリカ人で、日本人女性と結婚している人でした。

 

Aさん
後から、どんな人が来るか興味津々だったって言われたわ。
さくら
友人に恋人のAさんを紹介するつもりだったのね!素敵!

 

アメリカ人の友人に同伴していたのは日本人の奥さん。

そして女湯で2人になった時、奥さんが尋ねてきました。

 

奥さん
Aさんたちは、いつ結婚するの?
Aさん
え!・・・結婚なんて・・・話したこともないわ・・・

 

結婚を意識していたとはいえ、話題になったのは、この時が初めてでした。

恐らく彼の方も、男湯で同じような会話をしていたはず。

それでもAさんと彼との間で「結婚」という言葉が出ることはなかったのです。

 

彼の突然の帰国

 

そんなある日、急に彼がアメリカに帰国することになりました。

スキーで傷めた怪我を治療するためです。

優しい彼も、痛みに耐えていたためか早々に帰国してしまいました。

手術後のことは未定でしたが、また日本へ来る様子はなかったとAさんは言います。

 

「手術が終わった頃アメリカに会いに来て」

 

って軽く言う彼。

悩みながらもAさんは有休をとり、彼に会いにアメリカへ行ったのです。

 

不安を抱えたまま初めての渡米

 

手術後の彼に会いに行ったAさんは、2週間をアメリカで過ごしました。

彼の姉が住む家に滞在させてもらい、ドライブ旅行もした2人。

 

元気そうな彼の様子を見て、Aさんは安心しました。

でも将来のことが不安でたまらなかったと言います。

 

Aさん
彼は無邪気に喜んでくれたけど、これからどうするか何も決めていないみたいで・・・

 

まだ手術後のリハビリ期間だったこともあり、Aさんは不安を抱えたまま帰国。

もう「これっきり会えなくなるかもしれないな」と思ったそうです。

 

日米間の遠距離恋愛

 

Aさんが日本へ帰国してからは、電話やメールでの遠距離恋愛。

 

「会いたい」

「今度は、いつ来てくれる?」

 

と言う彼。

でも、Aさんは仕事を辞めるわけにもいかなかったのです。

 

Aさん
渡航費用がないって言ったら、じゃあ航空券を送るって・・・

 

送られてきた航空券を見ながらAさんは、どうしようか考え込んでしまいました。

相談した母親には、こう言われたのです。

 

「どういうつもりで付き合っているのかハッキリさせなさい」

 

考えた末にAさんは、会社を辞めて渡米することにしました。

航空券を送ってくるくらいだから、彼の愛情を信じてみようと思ったのです。

 

結婚に踏み出せない、もどかしさ

 

手術後のリハビリも終わって、すっかり元気になった彼。

知人の紹介でアルバイトを始めた彼は、友人とルームシェアしていました。

彼が仕事に行っている間は家事をしていたAさん

 

母親の言葉を思い出し、ぼんやり結婚を夢見つつ過ぎていく毎日。

1カ月の滞在期間はあっという間で、彼は何も言ってくれないまま帰国する日は目前に。

Aさんは思い切って「結婚」という言葉を口にしました。

 

「結婚する気がないなら、もうアメリカへは来れない」

 

びっくりした表情の彼を見て「もうダメかもしれない」とAさんは思ったそうです。

その日の夜、ルームシェアしている友人と彼の会話が聞こえてきました。

 

「Aが結婚したいって言うんだ」

「すれば」

「でも・・・まだ・・・心の準備ができていないし・・・」

「じゃあ、しなきゃいい」

 

そっけない友人の声の後、彼の声は聞こえなくなりました。

 

とうとう帰国の日になり、空港で別れた2人。

飛行機の中では泣きながらも、Aさんは気持ちを切り替えました。

あとは彼からのプロポーズがあるまで待とうと。

 

【プロポーズ】その一言が聞けるまで待つ時間

カップルの思い

 

Aさんは2度目の渡米前に、会社を辞めアパートも引き払っていました。

母親との約束で、結婚しないのなら両親宅に住み、父の会社で働くことになっていたのです。

父は個人の会社を営む建築設計士。

Aさんは、父の会社で働きながら建築を勉強するのも、いいかもしれないと思い始めました。

 

何度も確かめた自分の気持ち

 

Aさんと彼は電話メールで連絡を取り合っていました。

でも、プロポーズの言葉はありません

Aさんは彼のことを諦めたわけではありませんが、父が勧めるお見合いにも応じたのです。

 

Aさん
その人が素敵な人で、結婚する気になれば、それはそれでいいかなと思ったの

 

特に結婚願望が強かったわけではありません。

しかし、彼に執着しすぎてもダメだと思ったそうです。

冷静に考えて、他の男性とも会ってみて、それでも彼がいいと思えるかどうか、自分を試す気持ちだったと言います。

 

お見合い相手は素敵な人でしたが、Aさんの気持ちが動くことはありませんでした。

そんな気持ちが態度にも表れていたのか、相手から断りの返事があったのです。

Aさんはホッとしながら、父の仕事を手伝う日々を送っていました。

お見合いしたことは彼には内緒です。

 

やっと聞けたプロポーズの言葉!

 

Aさんの誕生日には彼から電話がありました。

「ハッピーバースデー」の電話がかかってくることは予想通り

でも、ちょっと様子が変。

どうやら酔っぱらっているような彼の声でした。そして・・・

 

「Will you marry me ?」

 

予想外の言葉にAさんはビックリ!

お酒の力を借りないと、プロポーズの言葉を口にできなかったようです。

 

Aさん
もちろん飛び上がるほど嬉しかったわ‼

 

近くにいた母親に彼と結婚すると告げると、今度は母親が慌てました。

 

「え! じゃぁ、すぐに式場の手配をしなくちゃ!」

 

結婚式を挙げることなど考えていなかったAさん。

でもウキウキしている母親を見ると、これも親孝行かなと思ったのです。

 

【国際結婚】彼を両親に紹介した日から

結婚指輪

 

Aさんの母親は外国人との交際を心配していました。

結婚して娘が遠くへ行ってしまうのは寂しい。

かといって結婚もせず曖昧な交際を続けている娘のことも気がかり

父には恋人がいることすら話していませんでした。

 

Aさん
父が彼と初めて会ったのは、結婚式のため彼が日本へ来た日だったのよ

 

それでも両親はAさんの結婚を喜んでくれたそうです。

 

家族になれた日

 

空港まで彼を迎えに行った車の中。

後部座席にAさんと並んで座った彼が、運転中の父に話しかけました。

 

「おとうさん」

 

Aさんの父が目を丸くしているのがバックミラーに映っていました。

目尻が下がり、嬉しそうな父の様子にAさんは本当に安心したのです。

 

実は母が再婚した相手なので、本当の父親ではありません。

Aさんは一度も「おとうさん」と呼んだことがないのです。

そのことを父が寂しく思っていることも分かっていました。

離れて暮らす実の父親を思うと、なかなか「おとうさん」という言葉が出てこなかったのです。

 

Aさん
彼が「おとうさん」と呼びかけるのが、よほど嬉しかったみたい

 

父は、すっかり彼のことを気に入ってくれました。

人なつこい彼は、すんなり家族の一員になったのです。

 

祝福されての結婚

 

結婚式は、着物を着てみたいという彼の希望で白無垢と羽織り袴の神道式

 

Aさんの母は、教会での結婚式を望んでいました。

実の親子ではないAさんと父親に、腕を組んでバージンロードを歩いてほしかったのです。

けれど初めての出会いで彼が「おとうさん」と呼びかけたことで充分でした。

 

一気飲みしてしまった三々九度。

笑ってしまって手が震えている巫女さん。

厳かな雰囲気の中で、笑いを噛み殺している参列者たち。

 

とても楽しい結婚式を終え、Aさんと彼は一緒にアメリカへと旅立ちました。

 

揺れ動いた気持ちが固まるまで

 

交際から結婚まで、不安な時期もあったAさん。

自分の気持ちを何度も何度も確かめたと言います。

 

外国への憧れにすぎないんじゃないか。

本当は結婚願望が強いんじゃないか。

 

そしてAさんは認めたのです。

外国への憧れも結婚願望も強かったと。

 

アメリカ人だから好きになったわけではありません。

 

アメリカ人であることも含めて、彼を好きになった。

 

彼をもっとよく知りたい一緒に暮らしたい

そんなシンプルな気持ちで良かったのだとAさんは振り返ります。

 

【国際恋愛】交際から結婚までの気持ちと道のり【体験談】

 

手探りの交際期間から結婚まで。

相手の気持ちが固まるのを待つ時間は、

自分の気持ちを確認する時間でもありました。

 

結婚の約束もしていないのに、会社を辞めて、アパートも引き払って渡米したAさん。

不安だった交際の中でも心の底には確信がありました。

 

彼と一緒なら絶対に楽しい

彼と結婚したら私は幸せになる。

彼と婚したい

 

Aさんが何度も確かめた彼が好きという気持ち、結婚を前提にした彼との話し合い

その強い決意慎重に手探りした道のりの先にあったのが結婚だったのではないでしょうか。

 

外国人との交際や結婚に不安を感じている方へ。

その不安、迷い、心配は、国際結婚に限ったことではありません

しっかり自分の気持ちを確かめ相手と向き合ってみてくださいね。

 

外国人との出会い方は様々。

Aさんは友人からの紹介でしたが、語学学校で出会って結婚したカップルもいますよ♪

ぜひ参考にしてみてください!

 

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最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

【国際恋愛体験談】交際から結婚まで

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