外国人と日本人のカップルについて、どんな印象を持ちますか?
ラブラブだな〜、でも言葉や文化の違いもあるしいろいろと難しそう!
国によって情熱的だったり冷静沈着だったりと違う特徴があるように、恋愛の仕方も違うのでは?と想像してしまいますよね。
周りからはキラキラして見える国際恋愛は、日本人同士ではなかなかない嬉しい点がたくさん!
でも実は、水面下では障壁や問題が山積みである場合が多いんです。
言語の問題はもちろんのこと、文化の違いや生活の基盤についても、数え出したらきりがないほど。
そこで今回は、外国人をパートナーに持つのって結局どうなの?!という疑問にお答えするべく、国際恋愛の長所や短所を解明します。
国際恋愛ってみんなしてるの?
昔に比べて国境を越えることへのハードルがどんどん低くなってきましたよね。
オンラインの助けもあって、外国人をパートナーに持つ人の数も以前より増えた気がします。
では実際、国際恋愛ってどれくらいの人がしているのでしょうか?
マイナビニュースによると、500人が回答した中9.4%の人が国際恋愛をしたことがあると答えたそう。
10人に1人という結果を多いと見るか少ないと見るか、人によって見方は変わるかもしれません。
それでもやはり周りの人で外国人をパートナーに持つ人は、やはり少ない印象ではないでしょうか。
S N Sでも「国際恋愛している人いませんか?」というポストをよく見かけます。
なかなか少ないので周りの人に相談できないし、国際恋愛をしている人に出会うと共通の話題で盛り上がる!というのはあるあるかもしれませんね。
外国人パートナーだから感じる長所
外国人って日本人のパートナーに愛情をこれでもか!と注いでいる感じがしますよね。
実際に国際カップルになるとどんな長所があるのか、見てみましょう!
愛情表現がオープン
「ありがとう」とか「愛しているよ」という言葉を口にするのって、なかなか恥ずかしくありませんか?
一緒にいる時間が長くなればなるほど、余計に恥ずかしくって言わなくなるかもしれませんね。
ただ外国人のパートナーの場合は、カップルになると“Thank you”や“Love you”をちゃんと言ってくれます。
もちろんハグやキスも欠かせません!
最初でこそ慣れずに恥ずかしがってしまいますが、そのうちそれがノーマルになって、自分の愛情表現もだんだんオープンに。
日本人カップルにはないラブラブ具合で大切にしてもらえますよ。
相手の国や文化をトコトン知れる
日本人同士でも違う地域出身なら驚くことがありますが、外国人のパートナーを持つと考えもしない文化の違いがたくさんあります。
外国のことって旅行でも行かない限りよく知らないし、知っていても一般的な情報ではないでしょうか。
外国人のパートナーを持った場合は、デートや会話のなかで相手の国のことを知る機会が溢れています!
まずは言語。
相手が日本語を話すことができなければ、必然的に相手の言語で話すことになります。
”留学したら彼氏や彼女を作ると早く上達する”とよく言いますよね。
やはりパートナーとコミュニケーションをとっているうちに、外国語を少しずつマスターしたり、会話を通して相手の国を知るきっかけにもなります。
異なる日常生活や文化も新しく出会う知識のひとつ。
例えば日本の朝食といえば「ご飯とお味噌汁」など一汁三菜を基本にしていますよね。
海外にももちろん、その国ならではの朝食があります。
アメリカならベーコン&エッグやオートミール、イタリアならエスプレッソとクッキーなど、日本の朝食の概念からはかけ離れたもの。
最近はパンやシリアルで朝食を終わらせてしまう日本人も多いですが、1日の食事1つをとっても、驚きがあるかもしれませんね。
付き合う期間が長ければ、相手の国に遊びに行くことも出てくるかもしれません。
その場合はガイドブックに載っていないような場所に連れて行ってくれたり、その土地でなければ食べれないものを試すことができます。
外国人とパートナーになると、誰にも経験できない世界が待っているかもしれませんよ。
友だちの輪がどんどんグローバルになる
外国人のパートナーとお付き合いを始めると、お互いの友だちを紹介することもあるかと思います。
現地で仲が良い人についてはオンラインで話したり、故郷に遊びに行った時に会うことがあるでしょう。
また日本にいる場合、外国人同士ってネットワークを築くもの。
同じ国の人はもちろん、あらゆる国の人が集まることも多いです。
そうすると、遊びに行くときは国際色がとっても豊かなグループで、一気にグローバルな集団に!
パートナーの国のことだけでなく世界中に目を向けられるのは、国際恋愛の醍醐味といえますよ♪
外国人パートナーだから立ちはだかる壁
楽しくウキウキする印象の国際恋愛は、実はいろいろな問題がついてきます。
カップルによって問題となる点は異なりますが、代表的なものを見ていきましょう。
言葉と文化の違い
私たちが使っている日本語ってすごく繊細で、1つのことでもいろいろな表現ができるうえ、細かい情景などもイメージしやすいですよね。
この繊細さは外国語によってはうまく翻訳しづらかったり、似たようなことでもダイレクトすぎてキツい印象になってしまうこともあります。
このため、なかなかうまく気持ちが伝わらずにもどかしい思いをすることも。
日本人どうしなら空気を読んでくみ取ることができることも、
「ちゃんと言葉にしてくれないとわからないよ!」
と言われたなんてことも、よく聞く話です。
外国人はダイレクトに思っていることを伝えますが、それに慣れていない私たちにはなかなか難しいものがあるかもしれませんね。
また、異なる文化を知れることがメリット!と先ほど書いたのですが、実はデメリットになることも。
長く一緒にいればいるほど、その違いが積み重なると苦痛になることもあります。
どれだけその違いを認め合えるかがポイントになるかもしれませんね。
遠距離恋愛になることもある
日本にいる外国人のパートナーの場合は永住することを決めていない限り、ビザの期間によっては国外に移住しなければならないことがあります。
また海外で出会った場合も、自分が日本に帰ってこなければならず、離ればなれになってしまうかもしれません。
こちらの記事では遠距離恋愛のデメリットだけでなく、メリットもお伝えしました。
もちろんメリットもあるものの、やはりすぐに会えなかったり、寄り添いあうことが難しいので、寂しい思いをすることは避けられません。
状況によってですが、もしかしたら遠距離になる可能性があるということをあらかじめ考えなければならないかもしれません。
家族や友だちに理解してもらえない
最初に見たように、国際恋愛はまだまだレア。
友達に外国人がパートナーであることを伝えるともちろん驚かれますし、喜んでもらえます。
しかし外国人パートナーだからこその出来事や悩みはわかってもらいにくく、孤立してしまうことも。
家族に紹介する際も「外国人と付きあったことのある人」の前例が周りにいないことがほとんど。
「わからない」ものってどうしても恐怖感の方が強くて、避けてしまいがちですよね。
それが娘・息子のお付き合い相手が外国人で、文化や言葉の違いまであるなんて…と受け入れるのに時間がかかる場合もあるかもしれません。
でもそれもあなたを思ってのこと。
時間がかかるかもしれませんが、必ずわかってくれる日がやってくるはずですよ♪
結婚する場合は手続きが複雑
日本人同士なら婚姻届を役所に提出するだけで完了する結婚。
こちらの記事でも取り上げましたが、国際結婚の場合は手続きが複雑です。
まずはお互いが独身であることを相手の国に証明したり、ビザの申請をしたり、国家認証であるアポスティーユというものが必要になったりと、目が回るほど。
ミスをすれば後で取り返しのつかないことにならないとも言い切れないので、1つ1つしっかりと確認をしていかなければなりません。
また結婚となると生活の基盤をどこに置くのかも問題になりがち。
結婚をしたらどちらかの国か、どちらでもない他の国に住むことになります。
誰かしらが移住をしなければならないので、長期で生活をしていくとなるとストレスが溜まってしまうことも。
もしかするとどちらかが移住することになるかもしれないということを、頭に置いておくといいかもしれません。
国際恋愛、越えられない壁はない!
見かけると憧れる国際恋愛。
愛情をたっぷり注いでくれてハッピーな時間が多い反面、言葉や文化など生活を送る上での日々の小さなところでズレが生じるかもしれません。
こうして見ると短所が多いように見えますが、実はその多くは日本人のパートナーを持った場合でも起こり得るものです。
パートナーが外国人というだけで特別変わったことのように感じますが、結局は人と人とのお付き合い。
まっすぐ向き合って前に進めば、越えられない壁はないはずです。
楽しい国際恋愛にしてくださいね♪
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