私、さくらもそろそろ結婚を意識する年齢・・・
現恋人であるジョンと結ばれるかどうかは分かりません。
(信じていますけど!)
でも「日本人と外国人が結婚するときってどんな手続きが必要なんだろう?」と気になりました。
そこでさっそく調べてみることに!
しかし、婚姻の手続きとビザの関係・手続きって意外と複雑なんですね。
自分のためにも、調べたことをまとめて記事にしました。
この記事では、日本国内の外国人x日本人カップルの婚姻手続きについて紹介しています。
ぜひ一緒に確認してみてくださいね♪
そのときは記事に書き加えさせていただきますね♪
外国人と日本人の結婚!日本国内の婚姻の手続きってどうやるの?
まずは日本での国際結婚・婚姻手続きについての法律についてチェックしてみました。
婚姻の成立と方式については、通則法第24条が適用となるようです。
(婚姻の成立及び方式)第二十四条 婚姻の成立は、各当事者につき、その本国法による。2 婚姻の方式は、婚姻挙行地の法による。3 前項の規定にかかわらず、当事者の一方の本国法に適合する方式は、有効とする。ただし、日本において婚姻が挙行された場合において、当事者の一方が日本人であるときは、この限りでない。
引用:電子政府の総合窓口e-Gov 法の適用に関する通則法第二十四条
つまり、以下の条件を両方満たす場合、必ず先に日本の役所で婚姻を成立させる必要があるようです。
- 片方が日本人である国際カップルが結婚する場合
- 日本国内で婚姻の手続きを行う場合
結婚相手の国に婚姻の報告を届け出るのは、日本での手続き後となります。
- 必要な書類を役所に確認する
- 必要な書類を揃える
- 日本の役所に提出する
- お相手の国(在日大使館等)に届け出る
文字にするとたったの4ステップですが、完了までに数ヶ月掛かることも・・・。
それではさっそく、国内での婚姻の手続きの流れと必要な書類について確認をしていきましょう!
日本国内での婚姻手続きの流れ
日本の婚姻は届け出制となっています。
海外で手続きをする場合は別の方式の場合がありますので、よくよくチェックしてくださいね。
必要な書類を役所に確認する
まずは、婚姻手続きにどんな書類が必要か、手続き予定の役所に確認をしましょう!
結婚相手の国籍や提出先の役所により、必要な書類が異なります。
役所に確認をするときは、結婚相手の国籍を告げ具体的に教えてもらうと安心ですね!
このときに特に注意をしておきたい点があります。
- 外国語の必要書類に和訳は必要か
- 外国の必要書類に本物であることの国家の認証は必要か
外国の証明書には日本語訳が必要です。
結婚する当人同士での和訳も可能ですが、必ず訳者の署名が必要となります。
婚姻要件具備証明書など,外国語で書かれた書類を提出する際には,そのすべてに日本語の訳文を付け,また,誰が翻訳したのかを記入しておかなければなりません。翻訳者は本人でもかまいません。
和訳が必要な場合、どのような書体や形式で作成すれば良いのかきちんと確認をしておきましょう。
また、外国の書類には正式な書類であるという、その発行国家の認証が必要なこともあります。
認証が必要かどうかも、確認を忘れずにしておきましょう。
それでは、必要な書類の準備に進みましょう。
婚姻に必要な書類とは?
日本の役所で国際結婚に必要な書類を確認したら、その書類を実際に準備しましょう。
基本的には、婚姻には以下の書類が必要となります。
- 婚姻届書
- 日本人側:戸籍謄本、顔写真付き身分証明書
- 外国人側:婚姻要件具備証明書またはそれに代わる書類(日本語訳付き)、パスポート(または日本語訳付きの国籍証明書)
※結婚相手の国籍により追加で必要な書類がある場合もあります。事前に役所に確認を忘れずに!
日本人側で揃える書類は日本の役所で、結婚相手側で揃える書類は相手の国の在日大使館や領事館で発行してもらうケースが多いです。
「婚姻要件具備証明書(こんいんようけんぐびしょうめいしょ)」とは、結婚する相手が結婚できるかどうかを証明する書類のこと。
また、独身かどうかということを確認する書類でもありますので、「独身証明書」と呼ばれる場合もあります。
この婚姻要件具備証明書は結婚相手の本国または在日公館で発行してもらいます。
しかし、国によっては婚姻要件具備証明書が存在しない場合も!
その場合、それに代わる書類を用意する必要があります。
もし結婚相手に帰国の予定があれば、そのときに本国で入手してきても良いかもしれませんね!
発行の依頼をする前に、電話等で必要書類を発行をしてもらえるか確認をしておきましょう。
この場合、その書類の発行に結婚相手ひとりで良いのか、それともカップルで行くべきなのかも聞いておくと安心です。
書類が発行可能だと確認できたら、さっそく発行手続きに向かいます。
このとき、日本の役所に提出する必要書類だけではなく
- 結婚相手の国に婚姻を届け出るための必要書類
に関しても確認・発行依頼をしておくと無駄がありません。
多くの場合、必要書類の発行まで1~2ヶ月ほどかかるようです。
また、外国の必要書類に国家の認証が必要な場合、認証を受けられる場所や注意点に関しても確認をしておきしましょう。
必要な書類がそろったら、いざ、日本の役所へ婚姻の手続きに行きましょう!
日本の役所に提出する
役所により名前は異なりますが、「婚姻届出課」や「戸籍課」「住民課」に提出します。
問題なければ当日中に受理されます。
しかし、書類不備の場合や役所での判断がつかない場合、その日に手続きは完了しません。
地方法務局への「受理照会」となり、保留扱いとなります。
この場合、聞き取り調査のための呼び出しもあります。
照会後、正式に婚姻手続きが完了するのは1ヶ月~数ヶ月かかると言われており・・・。
役所で事前に書類のチェックを受けるのがおすすめだと、アドバイス頂きました!
また、役所に婚姻届を提出するときには印鑑も忘れずに!
その場で修正をすることで、提出できることもあります。
必要書類とともに印鑑も持参すると安心ですね。
婚姻届けが無事に日本の役所で受理されると「婚姻届受理証明書」というものが発行可能となります。
こちらはのちほど結婚相手の国に婚姻の報告をするときに必要となる場合が多いです。
忘れずに入手しておきましょう!
お相手の国(在日大使館等)に届け出る
日本での婚姻手続きが済んだら、それを結婚相手の国にも届け出る場合が多いです。
国によっては、
- 在日大使館や領事館での届け出は必要ない
- 相手の国に実際に赴き手続きが必要
などがあります。
お相手の国の法律にもよりますので、書類を用意するときに一緒に確認をしておきましょう。
在日大使館・領事館に婚姻の報告手続きが済んだら、ここでも「婚姻届受理証明書」またはそれに代わる書類を発行してもらいましょう。
婚姻手続き後、在留資格(ビザ)を変更する場合に必要となります。
ビザ変更の申請を考えている方は、この証明書の入手をお忘れなく!
それでは、婚姻手続きの流れと必要書類を図にまとめました。
外国人と日本人の結婚!婚姻手続きが難しそうなときは・・・
婚姻手続きを調べましたが、必要書類や翻訳作業が本当に大変そうですね。
また、結婚をしても、在留資格(ビザ)の変更や新規取得など、さらに多くの手続きがあります。
そんなときは、プロに頼むのも良いかな~と思います。
手続き準備を代わりに頼めるプロといえば行政書士さん!
それも、国際結婚や在留資格に強い事務所が良いです!
絶対に間違えたくないものだし、頼むのなら国際結婚に強いところに頼みたいわね!
複数の国での国際結婚を取り扱っている行政書士さんもいらっしゃる一方、ひとつの国を専門に扱う行政書士さんも多いです。
ここでは調べた行政書士事務所のホームページを貼っておきます。
行政書士事務所に頼む場合は、
- 結婚相手の国に精通している
- 事務所が近く信頼できる担当がいる
ところを選ぶのが良いと思います。
外国人と日本人の結婚!婚姻手続きまとめ【日本国内編】
日本国内での外国人と日本人の婚姻の手続きをまとめました。
- 必要な書類を役所に確認する
- 必要な書類を揃える
- 日本の役所に提出する
- お相手の国(在日大使館等)に届け出る
特に「書類を揃える」という部分に多くの時間と労力が掛かりそうですね。
面倒くさがりな部分もある私さくらは、プロである行政書士さんにお願いするのも良いかと感じています。
将来の生活を夢見て頑張ります!
ぜひこちらの体験談を読んで、ぜひモチベーションを上げていきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました♪
コメント